将来の経済的不安が全くないという人はいないと思います。
日本経済だってどう傾くのか分からない。
日本もギリシャのように債務危機になるかもしれません。
ある日突然、自分の会社や配偶者の会社が傾き、生活に困ることもあるかもしれません。
ある日突然、リストラを言い渡されることだってあるかもしれません。
今すぐできることは将来のために投資することです。
株や投資信託や不動産投資、FXを知識もなく、やってみることは全財産を失う危険があるため、ある程度の知識を身につけてからの方が良いことは誰もが知っています。
しかし、何から勉強すればいいか分かりません。
そもそも勉強という言葉がいけないのかもしれません。
頭がよくないといけないような気がします。
その一歩を踏み出せない人がいます。
だから、自称プロに運用を任せ、怪しい投資話を見抜けず、大損をする人が後を絶ちません。
信じられないようなニュースがありました。
私は思います。
この利息の話、利用客はなぜ、怪しいと思わなかったんだろうか。
郵便局長という肩書きが人を騙しただけでなく、個人の知識があまりにも低いんじゃなかろうか。
誰もがもっと最低限の知識をつける必要があると思います。
新しい本には印税が絡み、選択が大変難しいものとなりました。昔ながらの本は生き残ってきた理由があります。投資の世界の古典をご紹介致します。
名著から学ぶものは多くあります。
結局、最良の資産運用は何か。
著者チャールズ・エリスについて
1937年生まれ、名門イェール大学卒業後、ハーバードビジネススクールで最優秀MBA獲得後、ニューヨーク大学でPh.Dを獲得。
ホワイトヘッド財団理事長
イェール大学財団基金投資委員会委員長
*米国の大学は資金を運用しています。
米国公認証券アナリスト協会会長
バンガード取締役
なんかよくわかりませんがこれだけは分かりますよね。
投資の世界で生きてきた投資のプロ中のプロの一人です。
最良の投資とは
そんな投資のプロに庶民の私たちが聞きたいのは一つですよね。笑
結局、何に投資すればいいの?
彼の答えがこれです。
「インデックスファンド」
シンプルで良いですね。
その理論的な説明がつらつらと書いてある本です。
インデックスファンドとは
投資信託の一種です。
投資信託について、詳しくはググってください。笑
簡単に言うと
投資信託:人のお金を集めて、ファンドマネージャーが運用。その成績によって、分配金や売却益を得られるもの。少額分散投資やプロが運用というメリットや、手数料が高く損をすることもあるというデメリットもある。 |
その運用スタイルにも大きく分けて、2種類あります。
それがアクティブ運用とパッシブ運用。
アクティブ運用:市場平均を上回る運用成績を目指し、積極的に運用するもの。
パッシブ運用:市場平均並みの運用成績を目指す。 |
このパッシブ運用が目指す「指数」=『インデックス』となります。
具体的には、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった指数ががあります。
日経平均株価:東証一部に上場する代表的な225銘柄を日本経済新聞社が選択し、平均を取ったもの。
TOPIX:東証一部に上場するすべての銘柄の平均を取ったもの。 |
つまり、インデックスファンドとは指数連動型投資信託です。
今回、私が読んだ本はこの本です。
本文中の名言についてはまた次回。笑
関連してこちらの記事も参考になると思います。
以上、ポメでした。