株式投資記録 - 2020年12月10日-
ウィルズ追加購入
現物として保有中のウィルズを追加購入した。
ウィルズは好業績もさることながら、オンライン株主総会というテーマ性があり、かつ、株主優待のポイント化を進めており、個人投資家の配当を企業を超えて蓄積することができるというこれまでは考えることができなかったサービスを展開している。
また、株主優待が今や当たり前となっている状況において、企業はコストとして認識しており、コスト削減という意味でも、企業側にもメリットある。
ウィルズが展開するSaas型のサービスに課金すれば、企業が個人投資家一人一人に向けて、Quoカードを送らなくて済む。
自社製品がある企業でもウィルズが展開するプレミアム優待倶楽部に掲載すれば、自社の株を保有していない個人投資家にも商品を展開することができる。
(美容品のアルテサロンホールディングスや日清食品も加入している)
つまり、企業と個人投資家双方がwin-winの関係を築くことができる。
勘違いが多いが、優待のポイント化にチャンスを見出して当社があるわけではない。
元々当社のビジネスの根幹であったIR-naviは機関投資家と企業を繋ぐツールであったが、企業と個人投資家を繋ぐツールがなく、企業側は個人投資家のデータを収集する術を持たない。
例えば自社の個人投資家はどの年齢層、性別が多いのか。株価対策と銘打って、どのコア層に対してマーケティングを行うべきか。
プレミアム優待倶楽部は裏に個人投資家のデータを収集するという大きな目的がある。
現状50社程度の企業が導入しているがおそらくフットワークが軽いパイオニア的な企業が多いがこのメリットに気づいた企業はこぞって参加するようになる、次のフェーズがくるだろう。
重要なのは、ポイント発行の売上高は解約されない限りストック収入として積み上げられることだ。Saas型なので原価コストが売上高と比例しない。
よって、導入企業が増えれば増えるほど利益率が上がるビジネスモデルである。
一つの要素で比較すべきではないが、FY17-19で約2倍の増加となった顧客数
しかし、売上は約3倍、営業利益は6倍へと成長している
現在、売上20億、営業利益は5億に満たない小さい企業ではあるが、時価総額は200億弱。割高に評価されていると思われるかもしれないが、上場企業数は約3,800社あり、優待導入企業数は約4割と言われるから約1,500社。
つまり、ウィルズの前には残り95%以上の潜在顧客がいるブルーオーシャンが広がっている。株主優待のコストが削減できて、おまけに個人投資家のデータを収集してくれる企業は他にない。
一部上場の大企業が導入を始めれば、さらに信用が増し、導入が加速する可能性がある。
そのとき、今の時価総額で買えるだろうか。
少しでも安くなった個別企業には関係のないマザーズ 市況の下げ等で買い増していく。
長期トレンドの75MAにタッチすれすれ、ここで反発の余地もある。
(基本チャートで買うのはもうやめた。)
保有目的
・ウィルズ → 自社の優待待ち(2020/10/開示あり)、下期偏重型の決算の上方修正待ち、配当・分割・昇格期待
・日本情報クリエイト → 分割(2020/11/13開示あり)配当待ち、上方修正確実決算待ち、一部上場、2021年の不動産契約電子化の法改正
・霞ヶ関C → 初動、スイング、決算進捗次第
・ウイルコ → 小型テーマ仕手待ち
ポジション
●4482 ウィルズ @924,40円 1,500株
●4054 日本情報ク @2,001円 600株
●3498 霞ヶ関C @3,692.5円 200株(買建)
●7831 ウイルコ @152円 8,000株(買建)
損益
今日時点の評価損益
+775,800円
2020年実現損益
-530,310円
銘柄別確定損益
●2020年11月
ヴィスコT −195,086円
リリカラ −105,424円