ポメです。
今何かに向かって全力でしょうか。
私は株式投資の世界で目標があり、日々努力しています。
目標があるため、日々挑戦を繰り返しています。
人は挑戦を続ける限り、成長し続けます。
全て順風満帆とはいきません。
失敗や苦い経験もあるでしょう。
それを成長と言ったりもします。
でも、私は人より失敗が多いなぁと常々感じています。
99%は判断ミスしています。笑
私が過去にした失敗を忘れないように書き留めておきます。
大失敗投資暦 - 国外リスク編 -
安い株だなぁ
銘柄選びはかつてより慎重になりました。
株式投資を初めたばかりの頃は、ニュースや新聞で話題の銘柄を拾い集めては、未来予想をしていました。
しかし、未来なんて分かりません。
当然、未来予想は外れます。
それは、博打です。
しかし、それっぽい理由を並べると博打ではないと思い込みます。
大きな痛手を負って、人は学びます。私も例にもれることなく…
株式投資の基礎ですが、手法として順張りと逆張りがあります。
順張り…上昇銘柄を買い、さらに上昇した分の利益を儲けとする。
逆張り…現在、安値の銘柄を買い、反転上昇した益を儲けとする。
私は、ニュースや新聞に受け、銘柄を選んでいたので、それはもう話題になって価格が上がった後の銘柄。逆張りで行くことにしました。
そしてある業種に絞ったのです。
衰退しないのは医療!!
どんな分野が安全か。
ある程度の競争があり、人の嗜好や興味に左右されず、衰退もしにくい分野…
それは医療だと思いました。
どんなに趣味や興味や性別、人種、宗教が違ってもみんな病院に行くし、風邪をひけば薬も飲む。
当時、平均株価は上昇中、しかし、まだ機関投資家より良い銘柄を見つけることは難しいにしても、リスクがある程度ある銘柄は機関投資家も手を出しにくい。
まだまだ安い銘柄もあるはずだ。
そして、ある銘柄にたどり着きました。
先進国病
日本やアメリカ、欧州は世界的に見て裕福な国であると同時に、特有の病気に悩まされることが多いといいます。
それは生活習慣病など新興国では例が少ないものです。
少し前まで新興国で、最近は先進国と呼ばれている中国。
今後の医療は目覚ましい成長を遂げるはず。
そして、なんといっても13億人というスケールメリット。
中国でとある病気に対する臨床実験を行っている日本の医療ベンチャー(以下:A)がありました。(これだけで分かる人にはどの銘柄か分かるかもしれません…)
これはかなり可能性があると考えました。
認可が下りればさらに数十倍にも膨れる可能性すらあると感じました。
株価もかなり安い水準で上昇の余地さえ見られました。
大失敗
日経平均が高い時、ある意味、下がるリスクが高いことになります。
下がった時、マネーは中型小型株に流れやすいといいます。
日経平均が大幅に下がっても、新興市場の銘柄は独壇場で動いていることが多いので逆に上昇要因にすらなります。
つまり、高過ぎる日経平均の時は安い中小株を持つ方がいい時もあります。
タイミング、銘柄の性質、今購入するべきとまずは少額購入し、様子を見ました。
そこでなんと10%ほども上昇し、利益を出すことができました。
判断が確信へと変わり、資産配分を増やしました。
結果は惨敗でした。
誤算
何が要因だったのでしょうか。
中国の医療分野の今後の伸びは間違いありません。
そこにはもちろん、日本企業の参入の余地もあるはずです。
私のミスは中国経済の動向に大きく左右される銘柄であったことです。
恥ずかしい限りです。そんなのすぐに考えれば分かりそうなものですが、少し買って利益が出たことが私の判断を鈍らせました。
結局、いつも自分との戦いです。
中国の株価の暴落が起こり、日経平均株価は耐えていたのですが、私の購入した株だけが下がり続ける結果となりました。
体を割く思いで損切りをしました。泣
でも貴重な経験を得ることができました。
・成功体験に惑わされない。
・国外に投資している銘柄特有のリスクを想定する。
また一つ、成長したと確信する私なのでした。