鎌倉投信の資産運用部長である新井和宏さんとお話する機会に恵まれました。
前回に引き続きの内容になります。
前回の投稿
結構、反響があり、嬉しい限りです。もっといろんな人に知ってほしい人です。
15分ほど話をしただけでしたが、多くのエッセンスが凝縮されていました。
今回もその続きです。
前回、少し書ききれなかった部分です。
もう一つのアドバイス:鎌倉投信、新井和宏氏
鎌倉投信の新井和宏さんについては、前回の投稿をご覧ください。
とあるセミナー終了後の懇親会で人づてにご紹介頂き、お話をさせていただく機会がありました。
兼ねてより、尊敬し、注目していた目標とする人であったため、緊張し、ほぼ記憶がありません。笑 本当に目指している人に出会うということはそういうものなのかもしれません。
その中で、新井さんから教わった話がすごく身にしみるものでした。
本の価格ってどうやって決まるか知ってる?
「本の価格ってどうやって決まるか知っている?」
話がひと段落したところで、ふいにそうおっしゃいました。
需要と供給の話なのか、価値の話なのか、頭をぐるぐる巡らせながら、私は答えました。
「知りません。」笑
余計なことは主張せずに今は教わる時だとそう直感が働きました。
「教えてあげるよ。」
耳やら毛穴やら全てを広げて、吸収モードの発動です。
大半の本には価値がない!?
「本って大体1,500円ぐらいじゃない。それが大体、需要と供給の中間値なんだ。」
「でも、全ての本に1,500円の価値がるわけじゃない。」
ちょうど、こんな絵を空中に描きながら説明頂いた。
上が価値。
「本当に価値のない本の裾野は広い。」
「一部の本は数万円以上の価値さえあるんだよ。」
これには、思い当たる節があったので、深く頷くと同時に疑問が湧いてきました。
価値のある本って?
「価値のある本ってどんな本なんですか。」
自分が読んでる本に価値があるかなんて、人それぞれだし、一般的にも価値があるかどうかなんてわからないからです。
「それは僕の本だよ。笑」
さすがです。笑
商売上手です。笑
ご自身の著書と同時に、著書の中で勧める本についても紹介頂きました。
著書によると、鎌倉投信:新井和宏さんは前職の外資系金融機関でファンドマネージャーをしていました。
あまりの激務に体調を崩し、金融工学を駆使したマネーゲームに疑問を感じ、退職を決意しました。
もう金融機関で働くまいと決断していたがこの本に感銘を受け、再度金融機関に自らを託したそうです。
中に取り上げられている会社は、技術や経営の健全さなど会計上に表れる価値以外で会社の価値を判断しています。
冗談はさておき、
「信用できる人や尊敬する人が勧める本を読みなさい。」
これが最後に頂いた言葉でした。
ネット上の口コミや噂に人は流されがちです。
だからこそ、生の口コミの価値が増すのです。
自分の目標を明確にし、自分を信じて貫いていける心を成長させていきます。
そして、身近に接することができる環境に自分を常に置き、さらなる成長のため日々努力していきたいと改めて思いました。
以上、今日も意識が高すぎてむさ苦しい、ポメでした。笑