こんにちは、ポメです。
株式投資において、
勝負するべき相手はいつも「自分」。
強欲が高値買いを促進し、
恐怖が安値売りを促進します。
しかし、
市場の参加者を知る
それを知ると知らないとで行動は変わります。
逆手に取ることも不可能ではありません。
本日は、株式市場にはどんな人が参加しているのかお話します。
株式市場の競争相手。
まずは、その内訳です。
1. 海外投資家 : 70%(内訳 法人99% 個人1%未満)
2. 個人投資家 : 20%
3. 法人 : 10%
(2015.8 東証一部 総売買代金 概算値)
株式の80%以上は法人が売買しています。
この法人は
「機関投資家」(=企業体で株の売買を行う大口投資家)
と呼ばれます。
投資信託の資産はこの中に含まれます。
ということは
「株価は大口投資家の動きに左右される。」
ということになります。
では、この大口投資家は
市場価値や企業の資産価値に応じた
正しい動きをするのでしょうか。
「否」
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たとえば、
毎月、投資家に利益を分配している投資信託は
そのために利益を捻出しなければならない。
毎日、運用成績が求められるファンドは
短期売買を強いられるでしょう。
「市場は短期的な利益を求める動き方をする」
このことを知っているとすごく納得がいくことが多いのです。
指数や事件による急落。
市場予想より好感の持てる実際の業績による急騰。
これらは短期的な結果を求められる恐怖から生じる現象なのではないでしょうか。
つまり、市場の動きに一喜一憂することは、無意味なことなのです。
「市場の影響を受けない投資家になる。」
そのためには、
大口投資家とは違った「ものさし」で会社を見ていく
私はその考え方で着実に利益を積み上げて行きました。
ポメでした。