リバモアの株式投資術

本日は私が尊敬する投機家の一人、ジェシー・リバモアの唯一無二の本を読み、学んだことを記録することにしました。

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リバモアの株式投資術

ahundt / Pixabay

投機という挑戦

成功によって手にできる成果は、自ら記録をつけ、自ら考え、自ら結論を出すという点において、どれだけ偽りなく誠実に努力したかに比例する

毎日、毎週トレードを続けて着実に利益を得ることはできない。
一年中トレードをし続けて利益を上げようとするのは無鉄砲な人だけだ。

特定の銘柄や業種に関して明確な考えを持ったとしても仕掛けを急いではならない。
マーケットが動くのを待ち、観察する。

大儲けに至った投機は、株でも商品でも仕掛けた後にすぐに利が乗ったトレードによるものである。価格の勢いが非常に強く、行くところまで行くしかない状況下で行なった。

投機において、「望みを持つこと」「恐れを抱くこと」は捨てよ。

その株が正しく動き、マーケットが正しいのであれば、利食いを焦ってはいけない。
マーケットが不穏は動きを見せない限り、信念に従ってトレンドに乗り続ける。

初期の少額の損失を受け入れる。

最重要事項

1. 値上がりすぎているという理由で株を売ってはならない。

 → 株価が単に「高すぎるように見える」という理由から、長期間上昇してきた株を空売りして投資資金を失ってきた。

2. 前の高値から大幅に下落してるという理由で株を買ってはならない。

 → その下落にはおそらく十分な理由がある。

3. ナンピンをしてはならない。

株が正しく動くのはいつか?

希望的観測は捨てろ。

 → やるべきトレードは年に数回、おそらく4、5回しかない。毎日トレードしたがる投機家たちが自身が次にトレードするための足場を固めてくれる。

先導株に従え

特定の一業種に明確なトレンドが生じたら、それに従って行動を取るべきである。

その流れに沿う第二の業種が現れたという明確なサインが出るまでは他の業種で同様の行動に出てはならない。

我慢して待つ。

資金の管理

短期間で富を増やしたいという衝動に駆られるな。

利益の出るポジションを閉じるたび、利益の半分を別にしておく

 → たまには自分が持つ本物のお金に目を向けよう。

リバモア流マーケットの秘訣

小さな変動をすべて無視すること。

時間的要因が極めて重要だということ。(理論が正しくても時期を待つことが大切)

マーケットそのものの動き、トレンドを追う。

株価がある方向に向かうには常に理由があるが、その理由が明確になってから行動しても利益を上げることはほとんど不可能である。

メモ

リバモアの投資術は常に何かに投資している機関投資家とは異なる。

全てのポジションを手仕舞いして、旅行に出かけたりする。

心から投機が好きなのだろう。

今回、紹介した本はこちら

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コメント

  1. 村上純一 より:

    リバモアの株式投資術。
    私も読みました。
    ピボットポイント等実際にチャートを見ながら研究したいです。
    1938年以降のNYダウの時系列データの入手方法をご存じないですか?

    • ポメ より:

      コメントありがとうございます。
      4年ほど前に紹介した本ですが、今でも年に1度は読み返し、マーケットの本質は変わらず今でも通用する事に驚きと感動があります。
      すみませんが、ダウの時系列データについては分かりかねます…よろしくお願いします。